ムシ歯

ムシ歯の原因とは?

ムシ歯とは、一言で言えば、細菌が出す酸で歯が溶けて、穴になってしまった状態のことです。
細菌の塊のことを、プラークあるいはバイオフィルムといいます。

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その過程で、3つの要素が大きくかかわっています。
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〇質
歯の強さや唾液の力によってムシ歯になりやすいかどうかが左右されます。

▲爛兄菌
主な虫歯菌はミュータンス菌です。この菌はプラーク(バイオフィルム)をつくり、また歯を溶かす酸をつくります。

食べ物
糖質の中でも特に砂糖を含む食べ物や飲み物がムシ歯の発生に影響を与えます。

これら3つの重なる時間が長かればムシ歯ができやすくなるのです。


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ムシ歯の原因となる3要素の重なり合う時間や面積をできるだけ少なくすることで、ムシ歯になるリスクを下げることができます。






最も重要なことは?
 
 
最も重要なことは、歯の治療をしなくて済むように,お口の中の健康管理を生涯にわたって続けることです。

しかし、残念ながらむし歯や歯周病が進行してしまった場合も多くみられます。その場合は必要最小限のできるだけ良質な治療を受けることをおすすめします。

 ではむし歯についてハイジア歯科での検査方法、治療方法を説明していきます。

検査を受けましょう
 
むし歯治療の第一歩は、検査してしっかりと診断することから始まります。
ハイジア歯科ではむし歯、歯周病に対して検査とその結果の説明にまず最初に時間をかけています。

検査結果は冊子にしてお渡ししています。

※症状がある場合、応急処置を優先しますので、スタッフに遠慮なくお伝えください。
※当日あまり時間のない方もスタッフに遠慮なくお伝えください。

検査その1 唾液検査(サリバテスト)
 
 なぜあなたのお口の中でむし歯ができてしまったのでしょうか?

むし歯の成り立ちを知り、むし歯を作ってしまうお口の環境を改善しなければなりません。
そのためにはまず、ご自分のむし歯のなりやすさ(カリエスリスク)を知ることから始めます。

 当院では唾液を用いた簡単な検査(サリバテスト)を行ってリスク診断をしています。唾液の性状や量、むし歯菌を調べ、食生活、歯ブラシ習慣、口腔内の状態から総合的にむし歯のリスク診断を行っています。(詳しくはサリバテスト頁参照)

 唾液検査を受けていただいた患者様には、歯科衛生士よりカリエスリスク、予防プランについて説明し、その内容を冊子(歯の健康手帳)にして作り差し上げています。(検査代¥3000)

検査その2 レントゲンの検査
 
 むし歯はかなり進行しないと「痛い」「穴があいた」など自覚症状は出てきません。また神経の取ってある歯のかぶせ物の下にむし歯ができる場合もあります。かなり進行してかぶせ物が取れるまで気がつきません。レントゲンで撮って初めて見つかるむし歯もとても多いのです。
従って当院ではレントゲンは歯が一本一本きれに写るように小さいレントゲンフィルムを用い全部の歯を10ブロックに分けて撮影しています。デジタルレントゲンです。


検査その3 口腔内写真撮影
 
 お口の中の最初の状態を記録するため、また患者様にご自分のお口の中を詳しく見て知っていただくために当院では、できるだけ初診時にお口の中をデジタルカメラで撮影しています。もちろん撮影した写真はプリントして結果説明の時にお渡ししています。

検査その4 歯科医師による視診
 
 最終的には歯科医師が患者様のお口の中を直接みて、レントゲンの検査と照らし合わせて診断していきます。
歯の詰め物やかぶせ物に隙間がないか、先の細い器具を用いて丁寧に調べます。またちょっとした初期むし歯(歯の表面の色が微妙に変化します)も見逃さないように、隅々まで小さいミラーを用いて調べます。とても繊細で神経を使う作業です。

むし歯の進行度合いを知っていますか?
 
 会社や学校の検診であるいは歯医者さんで「シーワン、シーツー」という呼び方を聞いたことはありますか?「シー」はCaries むし歯の頭文字、数字はどの組織までむし歯が進行しているかを示します。0〜4までに分けられます。

 C0 初期むし歯の状態。削らずに経過をみていきます。
 C1 エナメル質まで進行。これも経過をみていく場合が多いです。

この2段階をいかに進行させないかが最も重要です。
ここまでは歯を削らずに経過を見ていくことができます。

 C2 象牙質まで進行。詰める処置が必要です。
 C3 神経まで進行。 神経を取りかぶせる処置が必要な場合が多いです。
 C4 根だけの状態。抜歯が必要です。

検査の結果はいかがでしたか?
 
 ここまで随分と色々な検査をしました。驚かれた方も多いと思います。
特に口腔内写真には驚かれた方が多いでしょう。

あなたのむし歯はC0〜C4までどの段階だったでしょうか?
詰め物やかぶせ物に不具合はあったでしょうか?
予想外に全く問題のなかった方、たくさんの問題点を指摘された方いらっしゃると思います。

まずはご自分のお口の中の状態を知りましょう。
当院では検査の結果の説明に時間をかけています。わからないことはその場でとことん聞いてくださいね。

どんな治療法があるのでしょうか?

 C2の場合はむし歯の部分を取り除いて歯に詰め物をします。
 C3の場合は神経をとり、根の中をきれいに消毒した後かぶせます。
詰め物、かぶせ物の材料はプラスチック、金属、セラミックがあります。

 C4の場合は抜歯をした後、ブリッジ、義歯、インプラントがあります。
それぞれの治療法、材料には利点・欠点があります。また保険、保険外でも使える材料、治療法に大きな違いがあります。ご自分が納得するまで担当医と相談しましょう。

治療を受けるにあたって一番大事なことはなんでしょうか?
 
 むし歯の部分を取り除いて(全部取り除く場合と、一部残して無菌化を試みる場合があります)、隙間なくきっちりと、詰めたりかぶせてもらうことです。
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LMエキスカベータ

このような器具(とても小さなスプーンのような器具)を使って、むし歯のところだけを丁寧に取っていきます。

歯の治療というのは、どれも精密で手間暇がとてもかかります。できてしまったむし歯に対してはできるだけ丁寧な処置を受けることを私たちはおすすめします。

治療後は…

 歯科衛生士の定期的なクリーニング(メンテナンスと言ってます)で、お口の中を健康な状態で維持していきましょう。これが生涯自分の歯を保つにあたって最も重要なことです。